息子の積み木で現実的な街を作った
台風24号からの25号通過で、家から出られない在宅ワーカーの私は..もちろん平常運行です。ややこしい言い方してすみません。
とはいえ台風の影響で停電したり、ネットが切れたり、直っても激おそだったり。困ったものです。
さて、仕事ではなく遊びの話。
息子が早い誕生日祝いで、ばあばから積み木を買ってもらったんですわ。
いっしょに遊びながら、父の威厳を見せつけるために(つーか息子が積み木なのに食べてばっかりなので)街を作ってやりましたよ。
ようこそ、積み木タウンへ!

積み木の街、上空からの俯瞰図(ドローンで撮ったイメージ)
じゃーん。
シンプルながら、よく作られた街。
素晴らしいでしょう?
何が素晴らしいって?
解説しようじゃありませんか。

積み木タウン市庁舎にはライオン市長が
まず積み木の土台が街の中心部ですね。ここには市長であるライオンさんがいます。ライオン市長。街っぽいでしょう?
そんな威厳ある市庁舎から階段が降りていて、市街地へ続くかたちです。

階段下はお店が並び盛えている。市民であるブタさんや羊さんが買いものをしている

お店のある中央通り
市街地にはお店が並んでいます。目ぬき通りですね。
いわゆる「城下町」な積み木タウン。中央集権的な様相を見せますが、街は市民で平和に賑わっています。きっと市長の努力の賜物なのでしょう。

キリンオフィスビルの社員ブタさんらが打ち合わせ中
ビジネスマンなブタさんたちが道で話しをしていますね。これは街の中心に建つ、もっとも大きなビル「キリンオフィスビル」の社員さんでしょう。街を代表する商社「キリングローバルインテグレーテッド&ビジネスプラットフォーム(KGI&BP)」の社長である富裕層キリンさんの不動産です。

キリン社長はライオン市長にべったり癒着している
そのキリンさんは、ライオン市長さんのところにベッタリ癒着しています。実はこのキリンビルを建てる場所を、ライオン市長が裏で斡旋したんですね。理由はこれ。

箱物行政の失敗図として悪い方で有名になってしまったガラピコビル
街の端にある「ガラピコビル」という廃れたビルです。
ライオン市長が就任直後に、ハコモノ行政的に市の予算500億円をつかって建てたもの。中央部からのアクセスが悪かったり、内装がチープだったりしてテナントが集まらずガラガラで、ライオン市長の大失敗として今でも市民の笑い草なのです。
毎年数億円の負債と維持・管理費がライオン政権の悩みのタネとなっています。

実はライオン政権の黒い噂を流しているブタたち
そんなライオン市長の失脚を予想してか、黒い噂話をするブタたち。
噂によれば、キリンビルは市庁舎からガラピコビル(失敗)を見えなくするために、この位置に建てられたのだとか。

市庁舎からガラピコビルを見えなくするため、キリンビルが建てられている
ブヒヒ、勇猛なライオンが笑わせるぜ..w

したたかにライオン政権を狙うぞう
閑古鳥の鳴くガラピコビルの裏側では、ガラピコビルの責任を押し付けられ、街の端っこに左遷させられ退職を余儀なくされたゾウ元副市長(都市計画部出身で、現在、引越し屋)が、したたかに政権返り咲きを狙います。

食料問題の備蓄として犠牲となる牛
一方で、市庁舎の裏手にある留置所に閉じ込められる牛さんと見張りの犬。
実は積み木タウンは、水面下で食料備蓄に問題を抱えており、牛さん(牛肉)がその犠牲になっているのです!なんてこったい!人権は!人権はどこにいったんだ牛だけど!!
見張りの犬さんに向かって、「ちくしょう!お前も政府の犬に成り下がったか!」と叫ぶ牛さん。しかし犬さんはただの一公務員(市警番犬課)。本当に政府の犬なので、どうすることもできないのです。

ライオン市長の裏金によって建てられた美しい邸宅
そんな悲しみ渦巻く街の中央部から、少し郊外に抜けたところには、落ち着いた瀟酒な邸宅があります。
実はこれ、ライオン市長が裏金で建てた別邸です。
名義が個人のものとなっているので、もし失脚した場合も愛人のうさぎさんと、ここで静かに余生を過ごせるようになっています。(ちなみに愛人うさぎには城下町の一等地にブティックを経営させています。)
クゥーやるなぁ!
黒い、黒いぜライオン市長!
この街はやはりライオン市長のひとり勝ちなのか!?

したたかに市民の評判をあげるゾウさん
しかし政権粛清も近い?
実は目抜き通りのお店にはゾウさんのもつ会社「ゾウさん信用引っ越しサービス」が。
地域密着型のビジネスで市民からの評判を地道に回復。実はキリン社長と連携してライオン政権の裏金を暴こうとも動いていました!
キリン社長、癒着してるだけじゃなかった!
「ライオン政権はもう古い!裏金やハコモノ行政や人権侵害のない、フラットで新しい街を、ゾウとキリンが作り出すんだー!!

もう一度、積み木の街を上空から
どうだ!(ハァっハァっ)息子(生後11ヶ月)には作れまい。
・・・。
虚しくなってきたのでもうやめます。
このまま終わるとマジで意味わかんないブログになるので
・・・一応、ビジネスしておきます。
この木の積み木は「桐(キリ)」でできたもの。
桐ってわかりますかね?桐ダンスとか。昔のしつらえの良い家具に使われていたような木材です。
桐は、吸湿効果が高いので、サラサラとした肌ざわりの良さがとても快適。そして、さまざまな木と比較して、とても軽いです。
この積み木も1歳未満でもあつかいやすい軽さ。
またキリコロは、積み木の中が空洞になっていて、「カラカラ」と揺すって音がします。積めなくても楽しめます。それがよくて買ったんだ。
あと動物とか描かれてるのが、子どもには地味に良いらしい。顔とか絵柄で選ぶもんな、子どもの頃って。
サイズも木箱にスッキリ収まるようにモジュール化されてるので、1個ないとすぐわかります。
なくしたりしないから助かるし、きっちり収める片付け感が気持ちいい。もう少ししたら子どもに片付けを教えるでしょうが、そのときも「隙間なく埋めてね」と教えやすい。
他にも階段に使った木のデコボコが2つ入ってるから、ガシガシ音鳴らせたり、ガラピコビルの丸いやつをタイヤにして自動車を作れたり。
なかなか良いですよ。
この積み木。
親になると急にわかるんですが、子どもに木のおもちゃを与えたい。
手触り的にも、安心感あるのも、知育にも良さそうなのも、インテリア的にも、色々含めて木が欲しい。
しかし、木のおもちゃはけっこう高いです。
ホイホイ買えない。積み木だって1万5000円くらいのザラにあります。
だから贈り物とかでもらえると超絶嬉しい。
出産祝いを考えている人には、私は木の積み木をおすすめするようにしています。
※注意:カラフルな動物たちは「キリコロ」ではなく、バザーでもらった別のおもちゃです。
あとさらに余談ですが、ライオン市長のくだりはこのマンガの影響を受けています。