お知らせふだんはTwitterにいます

小説を書き始めました(LINEノベル・カクヨム)

小説書きました

33歳、妻子持ち。
沖縄住まい。ひげ。

人生で初めて小説を書きました。

関連LINEノベル|浦島二郎物語

いやこれがまたけっこう、楽しいんですよね。
物語を作るってあんまりやりたいって思うことなかったんですけど、やってみると難しさ半分、楽しさ半分、アドレナリンわんさかホイでとてもやりがいを感じます。

小説を書こうと思ったきっかけ

沖縄に移住して夫婦でブロガーをやって5年が経ちました。

夫婦そろって5年、本気でブログを書いてると、人間、どうなるかっていうとですね。子どもが生まれます。

で、まぁこの我が子ってやつがかわいいんですね。すくすく育つの。本当、育つの。すごい勢い。早い早い。東南アジアのパイン材くらいのスピードで育つの。

それを見たら父ちゃんも感化されまして。
次の挑戦をしてみたくなったんですね。

でも富士山登頂とかそういう単発なのじゃなくて、人間の成長くらいの長期展望をもった挑戦テーマを持ちたいなと思いまして。

スキル ピボット

これを意識して吟味したんですね。

私の人生…。

  • 大学で介護・社会福祉
  • 会社員ウェブ・UIデザイナー
  • 沖縄移住して自営化
  • 夫婦ブロガー

ってな感じで流れてきてまして、「やれること・やりたいこと・やるべきこと」を、もやもやと整理してたらですね。

そしたら…。

ふと。

あ、小説。

ええやん。

って。

でね。そういうタイミングでねーあるんですよね。こういうのが。

令和小説大賞っていうコンテスト(賞金300万円)…。

うんうん。
お金はともかくね。お金はいいとして、お金なんか全然、興味ないよー!本当、お金は全然、ちょっとしか興味ないです。本当、もらえたらいいなぁーくらいな。ちょうだーい。叶うなら全部ーみたいな。ガッポリーみたいな。

…違う違う。

賞が大事ね。大賞が。

しかも令和大賞なんて時代の幕開けにもらえたら素敵やん、と。

で、挑戦してみることにしました。

浦島二郎物語(うらしまじろうものがたり)

で、できあがったのかこちらの小説。

浦島二郎物語

『浦島二郎物語』です。

現代人、浦島“二郎”の人生復活喜劇

あらすじ

名前のせいで万年二番の呪いをもつ浦島二郎。失業中にウミガメを助けると、龍宮城へ招待されるがお伽話とは様子が違う。二郎が龍宮城の「謎」に出会うと予定調和だった物語は大きく風向きを変え始める。

だいぶ荒ぶったアウトプットにはなりましたが、だいたい書きたいことは書きました。

大変だったこと

小説ってやってみると本当に大変でした、

投げすぎた伏線の回収。
崩れた構成の直し。
厨二病っぽくなる文章。
中盤の中だるみ。
腰痛。

ひとつの物語を展開させて、収束させることって、むっちゃくちゃ大変なんだなってよくわかりました。世の中に溢れんばかりの物語が存在しますが、あれが全部、こんなに大変な工程を経て世に出ているのかと思うと、私は奇跡の星で生きている。

それに伴って腰痛ね。
もともと腰痛持ちなんだけどね、ムキになってつい長座りするもんだから。マジで痛かった。

すごく楽しかったこと

一方で小説を書いていると、本当、アドレナリンわんわんわーんってな感じの楽しさがあってですね。これは本当に書いてみて良かったなぁって思いましたね。

登場人物が人格を持ち出す。
伏線が思わぬ噛み合いを見せる。
自分の記憶が物語のモチーフになる。
もうすぐ書き終わる頃のテンション。
自分の物語が完結したとき。

小説書くってすごい。
スポーツでいう「フロー」、ジャズでいう「スウィング」みたいなものをチラリと感じられたような気がします。

本当にね、書いているうちに物語が走っていくような感覚に陥ることがあるの。すごいの。キャラクターが勝手に喋り出すし、自分の記憶が勝手に組み替えられて物語に展開されたり、伏線が思わぬ方向に噛み合いだして予定より面白くなってきたり。このときは本当、書いていて「やべー超エキサイティングで楽しい!」って興奮してましたわんわん。

あとはもう何しろ物語が完結したときは充実して嬉しいですね。

フルマラソン完走したときは全身、痛かったけど、こっちは腰痛いだけだったし。

ずっとニヤニヤして妻に「書き終わった!書き終わった!」って叫んで、うるさいって言われてました。

小説って、びっくりするくらい読まれない

でね!
小説の何がすごいってね!

こんなエキサイティングでアドレナリンわっほーいで長編20万字もキーボード叩き込んだのに全然、読まれないの。

あまりに読まれない。

なんつーのかな、ちょっと見て離脱〜とかじゃないんだよね。もうね、そもそも目を通されないの。チラリとも見られない。国民総出でなんか裏で俺の小説のこと無視しよーぜって決めてるんでしょ?知ってるんだから!おじさんそういうの敏感なんだから!ってくらい見られない。

でも考えてみたら、その通りで。

  • 小説ってお役立ち情報じゃない
  • 読むまでつまらないかわからない
  • ↑つまり時間が無駄になるかどうかわからない
  • 小説は膨大で世間に溢れている

つまり、安心して楽しいと太鼓判を押されている著名な人の書籍しか読みたくないんですわね、みんな。私もそうだわ。わかる。

例えばこれがブログ記事だとSEOがきくから、しばらくすりゃ人も来るのよ。お役立ち情報だし検索にのるから。

よっぽどタイトルがわかりにくくない限り、誰かは読みに来るんですよ。だけど小説はとにかく読まれない。一瞥すらされないコンテンツが世の中にあるんだなって思い知ったよね。逆にすごいなって。

それでもっとすごいことに気づいたんですよね。

「素人+初小説+長編」が一番読まれない。

そうだよな!!!

はいはい、そりゃそうだ。
俺も読まねーわ。
素人がいきなり小説書きまーすとかいって長編とか。
大いなる時間の無駄をする可能性があるわ。
一番信用ねーわ。

書き終わるまで気づかなかった…。

やっちまった。

でも本当、面白いんですよ。
今、読んでくださっているアナタ、絶対、信じてないんでしょうけど。いや本当に。素人の初小説にしちゃ面白く書けたんですって。

関連LINEノベル|浦島二郎物語

二郎のツッコミばっかりして鼻につく性格がちょっとずつ改善?されてったり、乙姫さまが予想外なキャラだったり、そもそも龍宮城がぜんぜん、龍宮城じゃないというか研究所というか保養所というか。でね。「謎」もすごいのよ。「たまご」が出てくるの。たまごが。はっ?て思うでしょ。でも出てくるの。それでたまごが中盤からすごいサスペンスみたいな様相を持ちはじめて。

読んでLINEノベル|浦島二郎物語

しかも次第に謎が謎を呼ぶような展開になって、もはやファンタジー的なことすら起きはじめて、そこで「リュウちゃん」がね!リュウちゃんがキーマンになるんだけど、後半に突然出てきた「おばば」がね!またこれが場を乱してくれまして!

おもろいからLINEノベル|浦島二郎物語

そんでまぁ二郎くんが龍宮城で聖水を飲んでね。いざ!って、もう聖水キメちゃって、そんで奴らのことをおせっかいしに行くわけですよ。

全部、ちゃんと解説になってるからね?
適当じゃないよ?

令和大賞とっちゃうかもよ?受賞する前に読んでおくべきじゃない?これ賞取る前から面白くて読んでたんだよねーって言えるよ!大賞とったらすぐ有料化しちゃうよ?今なら無料だよ!

読んでー。お願いー。

必死LINEノベル|浦島二郎物語

カクヨムもはじめてみました

あとLINEノベルって現状の仕様なのか、作品を読むのにアプリダウンロードしなきゃいけないんですよ。
でもどこの馬の骨かもわからない33歳の素人おじさんの長編小説のために、アプリダウンロードしないじゃん?苦行じゃん?比叡山でやり切った仏教徒とかじゃなきゃ俺のためにアプリダウンロードとかしないじゃん?

だから、カクヨムもはじめました
カクヨムだとウェブビューで読めるから、多少、初見さんの目にも届くでしょうし。

これで離脱されるんなら、まぁ、面白くねぇんだな。

諦めてどんどん新作を書くしかあるまい。

※ちなみに『浦島二郎物語』は令和小説大賞の規約上、LINEノベルでしか読めません。ごめんなさい。苦行かもしれませんが、アプリダウンロードなど、よろしければお願いいたします。

夫婦として活動してきた5年間。次の5年は個人としても動こうと思った

沖縄移住して5年。
夫婦で二人三脚ってほどでもないけど、連携してブロガーをやってきました。

次の5年、どうしようかな、と考えたときに、子どもも生まれたし、最近は妻ピノ子も単体で「暮らし系ブロガー・YouTuber」みたいなことやれるようになってきてるし、このまま夫婦連携しつつも個人活動を強めてもいいな、と思っています。

その中で自分の活動を色々、模索してると、純粋に「物語の表現」は取り組んでて良いことありそうだなって思ったんですよね。

直感的に。

実際、(ぜんぜん読まれないけど)少数ながら一部の人(親族とか)は、こんな小説でも信用?して読んでくれて。面白い以外にも、いろいろまじめな嬉しい感想ももらえ、ちょっとした手応えも感じてます。

だからしばらく続けます。

私は百姓志向の人間なので、「小説家になりたい〜」って気持ちで小説を書き始めたわけじゃあないし、作家になるのが目的ってわけじゃないんですけど、でも、ものを作ることに対しては己に真摯にやっていきたいと思っている口です。だから目標にはします!頑張って小説家になろうと思います!

目指せ!
小説家、みなみのひげ!
ノーベル芥川令和大賞!

読んで↓

浦島次郎物語|LINEノベル
シェアする
閉じる